5月勉強会「診療報酬改定について」

5月の勉強会では、6月1日から施行される診療報酬改定について学びました。
この改定は、6年に一度行われる医療と介護サービスの見直しの一環です。

主な変更点として、「かかりつけ歯科医機能型歯科診療所(か強診)」が「口腔管理体制強化加算(口管強)」に変更されました。これにより、口腔機能管理の実績が求められるようになり、成人や子どもの口腔機能管理がさらに重要となります。また、フッ素塗布の管理システムも広く適用されるようになります。

さらに、コロナ後のオンライン、リモート体制の強化に伴い、医療のデジタル化も進められています。オンライン資格確認や電子処方箋、電子カルテの整備は引き続き重要です。

私たち医療従事者が社会保険制度を正しく理解し、患者様が安心して歯科保険診療を受けられるようにする責任を再認識する時間となりました。

研修歯科医師 岡田 泰知