マナー講師：十川美加先生

当院では院内研修の一つとして、定期的にマナー講師の十川先生をお招きし接遇力向上のためのセミナーを開催しています。今回は僕たち研修医も一緒に参加し、歯科医院における患者様満足度の向上との関連性について学びました。接遇の重要性として、適切な言葉遣いについて学びました。

例えば、「おっしゃってる意味が分かりません」は不快に感じることがあるため、「恐れ入りますが、もう一度お願いできますか？」と丁寧に言い換えることが重要です。さらに、「恐れ入りますが」などのクッション言葉を使うことで、患者様が不快にならないように対応する方法も学びました。

講義の後半では、3人ずつ4グループに分かれて接遇ロールプレイングを行いました。患者役、スタッフ役、評価役の3役で、患者様をチェアに誘導する練習や声かけ、会話を学びました。最後にはグループごとに発表を行い、講師からフィードバックを受け、大変有益な講義となりました。

この講習を通じて、僕たち研修医は技術面だけではなく、接遇力の重要性とその具体的な実践方法を再認識しました。今後は、学んだ内容を日々の業務に活かし、患者様に一層満足いただけるサービスを提供していきたいと感じました。

歯科研修医師　宮脇正人