8月勉強会 「炎症と力を考慮した咬合機能回復治療」
Web動画研修 講師:神山 剛史先生
8月の勉強会では、歯周病の管理と治療について学びました。歯周病は、歯茎の病気で、場合によっては歯を支える骨にも影響を及ぼすことがあります。この病気の適切な管理が、歯の被せ物治療の成功へとつながることを改めて確認しました。
しかし、治療は歯科医院だけで完結するものではありません。日常生活でのセルフケア、特に正しい歯磨きや健康的な食生活が非常に重要です。歯科医師と患者様がしっかりとコミュニケーションを取りながら、一緒に健康な歯を目指すことが求められます。
多くの患者様は、できるだけ早く歯を修復したいと望みますが、被せ物の治療を始める前に、まずは歯茎の健康を取り戻すことが先決です。歯茎の健康が回復した後に、適切な被せ物を施すことで、より長持ちする健康な歯を維持することが可能となります。
患者様一人ひとりに合わせた細やかな治療プランを提供することが、患者さんの長期的な口内健康をサポートしていくことに繋がります。今後も、患者様それぞれの状態に合わせた治療を提供し、健康な口腔環境の維持に努めてまいります。
研修歯科医師 阿部 哲也