本年度第3回 接遇力向上セミナー
マナー講師:十川美加先生
本年度第3回となる接遇力向上セミナーに参加し、今回は「これからの時代に求められる社会人基礎力」と「職場での適切な言葉遣い」の2つのテーマについて学びました。
前半の「社会人基礎力」では、「物事に積極的に取り組む力」や「疑問を持ち、深く考える力」といった、職場や地域社会で多様な人々と共に働くために必要な基礎的な能力について取り上げました。まず、チェックシートを使って自己評価を行い、自身のスキルを振り返った後、グループでその結果をディスカッションし合いました。
後半では、前回に引き続き「職場での適切な言葉遣い」について学びました。一問一答形式の練習問題を通じて、適切な応対の仕方を身につける機会となりました。たとえば、上司から仕事を頼まれた際に忙しくて対応が難しい場合、「今日は無理です」と答えると失礼に受け取られかねません。しかし、「申し訳ございませんが、今日は手が回りません。明日でしたら可能ですが、いかがでしょうか?」といった形で、代替案を提示することで、より好印象を与えることができます。このように、相手の立場を考慮し、上司や患者様が何を期待しているかを考えながらコミュニケーションを取ることが大切だと学びました。
情報化社会の進展に伴い、患者様が医療機関を自由に選べる時代となっています。選ばれる医院であるために、学んだことを日々の業務に反映させ、より良い患者様対応を実現することが、これからの医療現場で求められていると感じました。
報告者:岡田 泰知