11月勉強会「救命処置」
Web動画研修
研修名:「救命処置」
出典:消防庁動画
11月の勉強会では、「救命処置」をテーマに学びました。歯科診療においても、麻酔によるアレルギー反応や突発的な緊急事態が発生する可能性があります。そうした場面では、何が起きているのかを即座に把握し、状況に応じた適切な初期対応を行うことが特に重要です。この勉強会を通じて、改めてその重要性を再認識しました。
当院では、AEDをはじめ、エピペンや酸素吸入機器などを完備し、届出基準に基づいた設備を整えています。しかし、これらを適切に扱うためのスキルが不可欠であるため、定期的な勉強会を通じてスタッフ全員のスキル向上に努めています。
「救命の連鎖」は、「心停止の予防」「早期認識と通報」「一次救命処置」「二次救命処置」の4つで構成されています。歯科医院では特に、麻酔後のアレルギーへの迅速な対応やAEDを活用した「一次救命処置」が重要です。今回の勉強会では、当院設置のAED「サマリタンPAD 350P」の使用方法を公式動画で確認しました。
予期せぬ事態にも冷静に対応できるよう、今後もスタッフ全員で知識とスキルの向上に努めてまいります。
研修歯科医師 宮脇 正人